北イタリアをゆく vol.10
Day11
トリノを去り、最終目的地ミラノへ向かいます。いよいよ最後の一日。
鐘の音で起きるトリノの朝。
イタリアに来たら、地元の人に紛れてバールで朝ごはん食べたい!って思ってたけど今までホテルの朝食ばかりだったので最終日にしてようやく。
甘いもの選び放題の天国です。友人に任せきりにしていたオーダーに一人で挑戦したらdue caffèが、due cappuccinoになって届いた。イタリア語習得の道のりは長い。
少しだけ散歩。朝市はかなりローカリーな感じでアジア人どころか観光客がいなかった。こういうのがやっぱり楽しい。
トリノを満喫するにはあまりにも駆け足な旅すぎて、どんな街なのかいまいちよく掴めなかった。何はともあれミラノへ向かいます。
通りかかったイオン的巨大ショッピングモールへ。スーパーでお土産を調達します。
海外感満載な広すぎるスーパーに大興奮しまして、あんまり買わなくていいかな、本当に良いものをちょっとだけ…なんて思ってたお土産を爆買いしました。だって気になるものがありすぎる!
コーナーがあるくらいお寿司人気なのね。あと米も売ってた、品質寿司米。
ホームセンターを覗いたり、床屋を眺めたり。みんなおそろいのツーブロ、この髪型好きね。
SAでエスプレッソ休憩しつつ軽いランチ。こういうちょっとした所で食べるパニーニ、パンがハムがチーズが本当に美味しくて毎回感動した。さすがのイタリアです。
ちなみに再挑戦したオーダーはdue caffèがun o caffèとなってやってきました。イタリア語習得の道のりは長い…
ミラノ、めちゃくちゃ都会で東京みたい。高層ビルを見たのはいつぶりか…
今日も都会らしい現代的なホテル。スーパーで爆買いしたものたちを梱包したり荷物を整理したり。小さなスーツケースになんとか収まって一安心。
毎度のごとくギリギリのスケジュールなのでディナーの時間まであまり猶予が無い。友人と別れ1人ミラノの街を駆け回って、1時間ショッピングチャレンジとなりました。めちゃくちゃ楽しかった。
自分になにか思い出になるものが欲しくてブレスレットを!どこでもありそうなシンプルなチェーンだけど、国内で造られたもの。嬉しくて嬉しくて買ってすぐ着けた。
思い出したように夫にハンカチを…
急いでレストランへ向かいつつも、気になったお店でジェラート摂取。毎日必ず食べたジェラートもこれが最後。おそろいの制服のおばあちゃん達が可愛かった。
最後の晩餐は地元客で溢れる小さなトラットリアに。家族で営われてて本当に街の食堂って感じで素敵!
生ハムの王と呼ばれるクラテッロ・ディ・ジベッロ。豚のお尻のお肉を膀胱にいれて熟成させる伝統的製法だそうで、どうやったらそんなこと思いつくんだ。今まで食べていた加工肉はなんだったんだと思うくらい美味しかったです。
とにかく全てが美味しすぎて、一通り食べた後パスタを追加した。ごちそうさまでした。
ホテルでシャワーを浴びてほど近くのバーへ。旅一のカオスな空間とピンクな髪の若きバーテンダーが迎え入れてくれた。最初はギョッとしつつも打ち解けて優しさと暖かさをちゃんと感じられるほどには成長しました。旅を思い返してしんみり。
どれだけ夜更かししても終わりはすぐにきてしまうもので、明日帰らなければいけないなんて本当に信じられない。あと二週間くらいは余裕でいたかった…
ともあれ早朝発の飛行機に乗り遅れてはいけないので少し仮眠しましょう。おやすみなさい。