北イタリアをゆく vol.7
Day8
33°を超えた真夏日。一人行動な今日は、ひとまず天国のようなアルバのヴィラを堪能すべく探検します。
毎日搾りたてで出してくれるオレンジジュース、素朴なケーキにフルーツが私には幸せすぎる朝食でした。
イタリアといえばのペスカ。日本ではたまにしか出会わない硬くて平たい桃。
数部屋しかないみたいでとっても静か。スタッフもお客さんもお年寄りしかいなくてめちゃくちゃ落ち着く。
にゃんだ!
たくさん集まってきた。人懐こすぎて、どこまでも追いかけて膝の上に乗ってくる。小さな猫3匹と大きいの1匹が棲みついてる様子。
居心地が良すぎてずっと籠れそうだけどそろそろ街へ降りてみる。あ、暑すぎる…
平日だからなのか、地方都市だからなのか、暑すぎるのか、人がいない。
苺はイタリア語でフラゴーラと言うのを昨晩教えてもらったので、覚えたての単語を使ってフレーバーを選んでみる。
今日はオススメしてもらったストラッチャテッラが気に入った。チーズのアイスにチョコチップ、定番のフレーバーなんですね。
暑すぎてシェケラート。とにかく冷たい飲み物をくださいと言ったら出てきた。手製の何かを吸っている大学生に混ざってカフェで時計台を描いたりした。
フードコート的な空間、イオンみたいでちょっと親近感。
日陰で休むスモーキング寿司マスター。
アルバは人も親切で、落ち着いていて、美しくて、本当にいい街です。堪能したので友人に車でピックしてもらいホテルへ。
プールで水浴びしてスイカを食べる夕方。日本でもこんな夏過ごした事無いかもってくらい夏休みだ。
迎えにきてもらってオススメのオステリアにディナーへ。車から見た金色に染まるサンセットの葡萄畑、きっと忘れない!って思えるくらい美しかった。
食べるの大好きな三人が集まって、大いに盛り上がりました。サーブされたらみんなワーッと写真を撮るのが面白い。
取り分けてくれる優しい二人。
今晩も6品をペロリと平らげ、ドルチェと食後酒もシェアして楽しみました。とっても美味しかった!
お腹いっぱいで帰りの助手席でうとうとしたり、初めて見る満天の星空にびっくりしたりした。
絵を描いて、プールに入って、暗くなったら美味しいものを食べにお出かけして、今日は子供の夏休みの様な一日だった。ずっと心もキラキラときめくままで、ベッドに潜り込むのがとても幸せな夜でした。